橋爪大三郎『人間にとって法とは何か』(PHP新書,2003)

というわけで,日本の宗教の位置づけについて考えるために読んでみた。人間学アカデミー(http://www.ittsy.net/academy/)の企画で出版している本第二弾。テーマは,社会と法律の関係。法律ありき,ではなく,宗教や慣習があって,それを明文化するプロセス。宗教によって政教分離があったり,なかったり,という違い。キリスト教,仏教,イスラム(教)の違いについて知ることができた。