2004-01-08から1日間の記事一覧

登山事故について考える

長野に帰ってぼーっとテレビを見ていたら,登山事故のニュースを何件か見た。新年から登山で命を落とす人のニュースを見ると複雑な気持ちになる。長野で登山事故が多いかどうか分からないが,単純に山の数が多いので事故の数は多いんじゃないかと思う。警察…

橋爪大三郎『人間にとって法とは何か』(PHP新書,2003)

というわけで,日本の宗教の位置づけについて考えるために読んでみた。人間学アカデミー(http://www.ittsy.net/academy/)の企画で出版している本第二弾。テーマは,社会と法律の関係。法律ありき,ではなく,宗教や慣習があって,それを明文化するプロセス。…

河合隼雄・石井米雄『日本人とグローバリゼーション』(講談社α新書,2003)

冬休みに読んだ本。グローバリゼーションというよりは,異文化理解をするときに日本人として考えておかないといけないこと,を知ることができた本。異文化を理解するときに,"I'm soryy."や"I don't know."ではなく,なんとか自分たちのことを説明して相手に…

お供え物

研究室にはお供え物を置く場所がある。それは僕のちょうど後ろにある実物投影カメラ(http://horilab.jp/livecam/)。研究室にいただいたお菓子や食べ物を,食べる前にまず置いてお披露目をする。なんとなくありがたい場所なので,誰かにまつってあるわけでは…