河合隼雄・石井米雄『日本人とグローバリゼーション』(講談社α新書,2003)

冬休みに読んだ本。グローバリゼーションというよりは,異文化理解をするときに日本人として考えておかないといけないこと,を知ることができた本。異文化を理解するときに,"I'm soryy."や"I don't know."ではなく,なんとか自分たちのことを説明して相手に理解してもらう努力が必要。

お供え物

mu_mu_murakami2004-01-08

研究室にはお供え物を置く場所がある。それは僕のちょうど後ろにある実物投影カメラ(http://horilab.jp/livecam/)。研究室にいただいたお菓子や食べ物を,食べる前にまず置いてお披露目をする。なんとなくありがたい場所なので,誰かにまつってあるわけではないのに「お供え物」と呼ばれる。たまたまこの置き場所が僕の席の真後ろにあるので,たまに手を伸ばしてはつまんでみたりする。で,何気なくつまんだら平田におこられた「だめでしょう,お供え物に手をだしたら」。ハイ,ごもっとも。

Cocolog(http://www.cocolog-nifty.com/)

@Niftyが提供しているウェブログサービス。師匠が新年から乗り換えた。編集画面を見せてもらったんだけど,基本はMyYahoo!みたいな感じ。Webベースだけれど,画面レイアウトの変更がGUIで出来る点は感動。個人の情報発信として月額250円は魅力的。はてなを始めたけど,管理側(http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/)がものすごい大変らしく,価値も抱き込んだコンテンツの提供(はてなキーワード)は大変だなぁ,と思う。

紙バージョンアップ(http://www.ki.rim.or.jp/~kami/program/kamicopi.html)

紙Professionalがバージョンアップして紙copiという名前になってます。以前のバージョンにあった,「ファイル名を変えようとすると次々と新しいファイルを作る」バグは修正された模様。

アルバム

ウェブフォトアルバムから写真を切り出して日記として表示するツール完成。

 例)しがない大学生村上の写真日記(http://horilab.ia.inf.shizuoka.ac.jp/photodiary/index.asp?ID=0)

なんのことはない写真日記ですが,作り方の発想が違います。Web日記みたいにテキストに写真をつけるんじゃなくて,写真にテキストをつけるという発想で作ってあります。元は ライブカメラ掲示板(http://horilab.ia.inf.shizuoka.ac.jp/livecamera/index.asp)から着想を得ました。ライブカメラの画像にはたまに面白いものが映る(映るようにする)ので,それを掲示板みたいにペタって貼れないかという発想で作ったのがライブカメラ掲示板。

画像つながりで,堀田研には ウェブフォトアルバム(http://horilab.ia.inf.shizuoka.ac.jp/album/index.asp)っちゅーのがあります。デジカメで撮影した画像をアルバム形式で見られるツールです(外部からは見えません)。ライブカメラ掲示板と同じように面白い画像があったときは「これ面白いね」と研究室内MLでは流通していたものです。このアルバムの中から面白い画像をピックアップして,そこにコメントをつけると写真日記になる,というのが今回作った写真日記

このままだと外部の人にも関係ない写真が見られてしまうので,そこを改善する予定。写真画像は何が映っているのか分からないので,いくら内輪で面白くても外部公開できないのが寂しいところ。

利用事例を考えてみたけど,使ってもらうには写真をいっぱいもっている誰かと提携しないと良さは分かってもらいにくそう。聞く限り浜松市内の小中学校に入っているサーバーはWindows系らしいので,校内サーバーで使うなら面白いツールだろうな,とか。夢は限りなくふくらむわけですが,時間もないし,例によって僕が考えることには特に後方支援もつかないのでしばらく寝かせてみます。